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女子聖学院中学校の入試傾向と受験対策
女子聖学院中学校の中学受験 基本情報
女子聖学院中学校の中学受験 基本情報
- 公式サイト
- https://www.joshiseigakuin.ed.jp/
- 中学校所在地
- 〒114-8574 東京都北区中里3丁目12番2号
- 電話番号
- 03-3917-2277
※2026年7月22日時点で、女子聖学院中学校の公式「募集要項」ページに掲載されている一般入試の詳細は2026年度版です。2027年度入試を受験する場合は、正式な募集要項で試験区分・判定方法・英語資格の扱いなどを確認してください。
女子聖学院中学校の入試傾向と受験対策
女子聖学院中学校は、キリスト教を基盤とした中高一貫の女子校です。進路は国公立大学、早慶上理・GMARCH、女子大学、医療系、芸術系、海外大学など幅広く、生徒一人ひとりの関心に応じた進路選択が見られます。
最新の入試制度
一般入試では国語・算数が各50分・100点、4科型では理科・社会が各30分・100点で実施されます。2026年度は、第1回・第4回で2科・4科選択制の入試、第2回・第3回・第5回・第6回で2科入試が実施されました。これに加え、BaM表現力入試、スカラシップ英語資格利用入試などが設けられました。
- 国語:50分・100点
- 算数:50分・100点
- 理科:30分・100点
- 社会:30分・100点
- 4科型は、最高得点の科目を2倍にする「得意プラス型」で判定
- 複数回受験では、科目ごとの最高得点を用いる「いいとこ取り」を適用
2026年度の2科入試のボーダーは、通常の各回で110~140点でした。第1回は2科123点、4科308点、第4回は2科120点、4科293点です。
女子聖学院中学校の入試では、難問だけに時間をかけるのではなく、基本・標準問題を確実に得点し、得意科目で得点を上積みすることが重要です。
女子聖学院中学校の入試で求められる力
女子聖学院中学校の入試で求められるのは、知識量だけではありません。知識を使って考え、制限時間内に正確な答案を作る力が必要です。
- 基本的な知識や解法を、必要な場面ですぐに使える力
- 多くの設問を制限時間内に処理する正確さとスピード
- 問題文や資料から条件を整理する力
- 式、考え方、理由などを自分の言葉で表現する力
- 演習結果を振り返り、同じ失点を繰り返さない力
学校では、探究学習を通して問いを立てる力や他者と協働する力、自分の言葉で発信する力を育てています。入試でも、算数の途中式や国語の記述、BaM表現力入試などを通して、考えを整理して伝える力が求められます。
「知っている」段階で終わらず、「時間内に解ける」「理由を説明できる」状態まで仕上げましょう。
国語の入試傾向と対策
国語の出題傾向
国語は50分・100点です。説明的文章、小説、漢字・語句などの知識問題を組み合わせた構成が基本です。解答形式は記号選択と書き抜きが中心ですが、短い記述問題にも対応する必要があります。
2026年度入試では、一般の各回における全受験者の国語平均点は54.8~69.8点でした。文章との相性に左右されず、安定して得点できる読解手順を身につけることが重要です。
国語の受験対策
- 説明的文章では、指示語、接続語、具体例、筆者の主張の関係を確認する
- 小説では、会話、行動、情景描写から心情の変化を読み取る
- 記述問題は、本文中の根拠を使って必要な要素をまとめる
- 漢字、語句、慣用句は毎日少量ずつ学習する
- 50分を計り、解く順番と時間配分を決める
記述問題で自分の感想だけを書くと、本文の問いに答えられず失点することがあります。「誰が」「何をきっかけに」「どのように考えたか」を整理して答えましょう。
算数の入試傾向と対策
算数の出題傾向
算数は50分・100点です。大問5題程度で、第1問に計算問題、第2問に数量分野を中心とした小問、第3問以降に応用問題が配置される構成が基本です。
- 四則計算、割合、比などの基本問題
- 速さ、規則性、数列、場合の数
- 平面図形、立体図形、求積問題
- 式や考え方を記入する問題
2026年度の一般入試では、全受験者の算数平均点が48.4~57.4点となった回が多く、国語より平均点が低い回も見られました。算数は合否の差がつきやすい科目になり得ます。
算数の受験対策
- 毎日計算問題に取り組み、途中式を整えて見直す
- 割合、比、速さ、規則性、図形の基本例題を繰り返す
- 図形には長さ、角度、等しい部分、比を書き込む
- 速さや規則性は、表や線分図で条件を整理する
- 過去問では前半の計算・小問を確実に取り切る
算数対策の中心は、難問を解くことではなく、計算問題と標準問題を正確に得点することです。
一つの応用問題にこだわって時間を使うと、後半の解ける問題まで失点します。方針が立たない問題はいったん飛ばし、後から戻る練習をしておきましょう。
理科の入試傾向と対策
理科の出題傾向
理科は4科型で実施され、試験時間は30分、配点は100点です。大問4題程度で、生物・地学・物理・化学の各分野からバランスよく出題されます。
基本知識を問う問題に加え、複数の知識を組み合わせる問題、実験・観察の結果を読み取る問題、力のつり合いなどの計算問題にも注意が必要です。
2026年度の4科型入試における全受験者の理科平均点は、第1回が52.9点、第4回が56.9点でした。
理科の受験対策
- 生物・地学・物理・化学の基本事項を一通り固める
- 実験の目的、変えた条件、そろえた条件、結果を整理する
- グラフの増減、比例関係、変化の境目を確認する
- 計算問題では単位をそろえてから式を立てる
- 科学ニュースを原因や生活への影響とともにまとめる
用語を暗記しただけでは、実験・資料問題に対応できません。「なぜその結果になるのか」まで説明できるようにしましょう。
社会の入試傾向と対策
社会の出題傾向
社会は4科型で実施され、試験時間は30分、配点は100点です。大問5題程度で、地理・歴史・政治の各分野から幅広く出題されます。地理と歴史の比重がやや高く、選択問題と用語記入を中心に、漢字で正確に答える力が必要です。
2026年度の4科型入試における全受験者の社会平均点は、第1回が61.4点、第4回が55.2点でした。
社会の受験対策
- 地理は地図帳を使い、位置、地形、気候、産業を関連づける
- 雨温図、人口、農業・工業生産などの統計資料を読む
- 歴史は出来事の原因、内容、その後の変化をつなげる
- 憲法、国会、内閣、裁判所、地方自治の用語を漢字で書く
- 時事問題を地理・歴史・政治の学習内容と結びつける
人物名や用語だけを個別に暗記すると、資料を使った問題や出来事の因果関係を問う問題で失点しやすくなります。
女子聖学院中学校合格に向けた学習の進め方
合格に向けた学習は、基本事項の確認から過去問の分析まで、順序を決めて進めることが大切です。
- 各科目の基本知識と典型的な解法を確認する
- 分野別演習で苦手単元を洗い出す
- 時間を計って複数分野の問題を解く
- 過去問で得点、時間配分、解く順番を記録する
- 間違えた問題を原因別に分類して解き直す
- 合格最低点を参考に、科目ごとの目標点を設定する
過去問は試験形式や雰囲気に慣れるため、時間を計って繰り返し取り組みましょう。満点を目標にするのではなく、合格に必要な得点を安定して取れる状態を目指します。
失点は「知識不足」「条件の読み落とし」「計算ミス」「時間不足」「記述不足」に分類し、次の演習で直す項目を一つずつ決めてください。
過去問は、解いた回数ではなく、見つかった課題をどれだけ修正できたかが重要です。
女子聖学院中学校を目指すご家庭へ
女子聖学院中学校の入試では、特別な難問だけを解ける力よりも、基本事項を正確に使い、限られた時間内に得点へ結びつける力が重要です。
ご家庭では、勉強時間の長さだけでなく、計算ミスの数、記述の根拠、時間内に解けた問題数など、具体的な変化を確認してください。
複数回受験の「いいとこ取り」や4科型の「得意プラス型」は、受験生の力を多面的に評価する仕組みです。ただし、制度だけを頼りにするのではなく、まず国語・算数の基本点を安定させ、そのうえで理科・社会や得意科目を伸ばすことが大切です。
基本問題を確実に得点できる力を土台とし、得意科目を合格の武器に育てることが、女子聖学院中学校合格への確実な道です。
2027年度入試を受験する場合は、正式な募集要項の公開後に、試験日、募集人数、入試科目、判定方法、英語資格のみなし得点、提出書類を必ず確認しましょう。
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