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東京家政大学附属女子中学校の入試傾向と受験対策
東京家政大学附属女子中学校の中学受験 基本情報
東京家政大学附属女子中学校の中学受験 基本情報
- 公式サイト
- https://www.tokyo-kasei.ed.jp/
- 中学校所在地
- 〒173-8602 東京都板橋区加賀1丁目18-1
- 電話番号
- 03-3961-2447
東京家政大学附属女子中学校は、東京家政大学への内部進学と外部大学への進学を進路の二本柱としている女子校です。中学校ではAdvanced(特進クラス)とStandard(進学クラス)が設けられ、Advancedは国公立大学・難関私立大学への進学につながる高い学力の育成、Standardは基礎学力と英語力を定着させ、内部進学と外部大学進学の両方に対応できる力の育成を目指しています。
東京家政大学附属女子中学校の入試傾向と受験対策
複数の入試方式から強みを生かして受験できる
2026年度の募集要項では、国語・算数による2科入試、国語・算数・社会・理科による4科入試のほか、適性検査型入試、英検利用プラス1科セレクト入試、国語・算数1科セレクト入試が設けられています。なお、2026年7月31日現在、2027年度の募集要項は公表されていないため、以下は2026年度入試の情報をもとにしています。
2科・4科入試では、国語と算数が各45分・100点です。4科受験の場合は、社会と理科を合わせて45分で解き、各50点となります。4科受験者は、4科合計を200点満点に換算した得点と、国語・算数の2科合計のうち、高い得点が合否判定に採用されます。
最も重要なのは、難問を数多く解くことではなく、基本から標準レベルの問題を正確に処理し、記述や途中式まで丁寧に示せる状態をつくることです。
AdvancedとStandardの違いを踏まえる
2026年度入試では、第1回、第2回の2科入試、第3回、第5回、第6回は、出願時にAdvancedまたはStandardを選択します。Advancedを選択し、Advancedの基準に届かなかった場合は、Standardへのスライド合格が判定されます。Standardを選択した場合は、Standardのみの合否判定です。ただし、第2回の適性検査型入試はAdvancedのみ、第4回の国語・算数1科セレクト入試はStandardのみとなっており、入試方式によって選択できるクラスが異なります。教科ごとの基準点は設定されていませんが、学校は各教科の得点バランスも考慮するとしています。
得意科目だけに頼るのではなく、国語と算数を中心に大きな苦手科目を残さないことが大切です。
東京家政大学附属女子中学校の入試で求められる力
基本問題を落とさない正確さ
各教科とも、基礎知識や基本的な解法を使って答える問題が中心です。ただし、問題が基本的だからこそ、計算ミス、漢字の誤り、設問条件の読み落としが合否に影響します。
普段の学習では、正解したかどうかだけでなく、途中の考え方や答え方まで確認しましょう。
読み取った内容を表現する力
国語の記述、理科の実験考察、社会の資料問題、算数の途中式など、答えだけではなく、根拠や考え方を表す問題が見られます。
「なぜその答えになるのか」を短い言葉で説明する練習を、日々の解き直しに取り入れることが有効です。
限られた時間で処理する力
4科入試では、社会と理科を合わせて45分で解きます。知識があっても、一つの問題に時間をかけすぎると、後半の得点機会を失います。
分からない問題に長時間とどまり、解ける問題を残してしまうことは大きな失点リスクです。
問題を見て、すぐに解く問題、少し考える問題、後回しにする問題を判断する練習を行いましょう。
国語の入試傾向と対策
国語の入試傾向
一般的な入試では、物語文と説明文の読解問題に、熟語や同音異義語などの言語問題を組み合わせる構成が中心です。選択、抜き出し、記述が偏りなく出題され、物語文では登場人物の心情、説明文では指示語や理由、傍線部の内容などが問われます。
国語1科セレクト入試は60分・100点で、長文読解1題、聞き取り問題、作文問題の3題です。読解はやや長めの物語文で、作文ではテーマに沿った200字程度の記述が出題されます。
国語の受験対策
- 物語文では「誰の気持ちが、何をきっかけに、どのように変化したか」を整理する
- 説明文では「話題・筆者の主張・具体例の役割」を整理する
- 記述問題では、設問で求められている要素と本文中の根拠を確認する
- 書いた後に、主語や理由が抜けていないかを見直す
理由を尋ねられている問題に結論だけを書くなど、設問に対応していない答案は、本文を理解できていても得点につながりません。
1科セレクト入試を受ける場合は、聞いた内容を短くメモする練習と、200字程度で自分の考えをまとめる作文練習も必要です。
算数の入試傾向と対策
算数の入試傾向
基本から標準レベルの計算問題、文章題、図形問題が幅広く出題されます。現在掲載されている入試情報では、計算問題6問、文章題の一行問題10問、図形の一行問題4問という構成が示されており、一行問題には途中式を書く欄があります。
算数1科セレクト入試は60分・100点で、聞き取り問題を含む全6題です。基本的な計算・文章題を中心に特殊算が幅広く扱われ、図形は基本問題が中心です。
算数の受験対策
- 整数・小数・分数の四則計算を正確に処理する
- 割合、比、速さ、規則性、場合の数、特殊算を重点的に学習する
- 文章中の数量関係を線分図、表、図、式に置き換える
- 面積、角度、相似、比など図形の基本事項を固める
- 途中式を順序立てて読みやすく書く
答えが合っているだけでなく、どの数量関係を使ったのかが分かる途中式を書く習慣をつけましょう。
暗算や式の省略を繰り返していると、計算ミスの原因を確認できず、途中式が必要な本番でも答案をまとめられません。
理科の入試傾向と対策
理科の入試傾向
理科は例年、大問4題で、生物・地学・物理・化学の4分野からバランスよく出題されます。基本問題が中心ですが、実験結果を読み取り、理由や考察を記述する問題も複数見られます。
4科入試では社会と理科を合わせて45分で解くため、知識だけでなく処理速度も必要です。
理科の受験対策
- 生物は植物の成長、人体、動物の体のつくりを整理する
- 地学は天体、天気、地層、岩石の基本事項を確認する
- 物理はてこ、ばね、ふりこ、電気、光、音の仕組みを理解する
- 化学は水溶液、気体、物質の変化、実験器具の扱いを確認する
実験問題では「目的・条件・結果・結果から分かること」を分けて整理しましょう。
「結果を書きなさい」と「理由を説明しなさい」を混同すると、知識があっても得点できません。
社会の入試傾向と対策
社会の入試傾向
社会は大問5題程度で構成され、地理・歴史・公民から出題されます。地形図が継続的に扱われているほか、資料を参考にして答える記述問題も見られます。政治分野の出題比率は比較的低いものの、基本事項の確認は必要です。
社会の受験対策
- 地理は地図、地形図、雨温図、統計表、グラフを使って学習する
- 歴史は出来事の原因と結果、政治・文化・外交を関連づける
- 公民は日本国憲法、三権、選挙、地方自治の基本を優先する
- 時事問題を地理・歴史・公民の知識と関連づける
資料記述では、「資料から読み取れる事実」と「自分が知っている知識」を分け、根拠を示して短く説明する練習を行いましょう。
資料を見ずに暗記した知識だけで答えると、問題が求める根拠から外れる場合があります。
東京家政大学附属女子中学校合格に向けた学習の進め方
時期別の学習計画
- 小学6年生の夏まで:計算、漢字、語句、理科・社会の基本知識を一通り完成させます。
- 9月から10月:基本から標準レベルの問題を中心に、時間を測った演習を増やします。短い記述や途中式を含めた答案作成も習慣にします。
- 11月から12月:過去問や入試形式に近い問題を使い、科目ごとの時間配分を決めます。受験する入試方式も具体化します。
- 入試直前期:新しい難問より、計算ミス、漢字、知識の混同、設問の読み落としを減らすことを優先します。
間違えた問題は、解説を読むだけで終わらせず、「知識不足」「条件の読み落とし」「解法が浮かばなかった」「計算ミス」など、原因を分類して解き直すことが合格への近道です。
東京家政大学附属女子中学校を目指すご家庭へ
東京家政大学附属女子中学校の入試では、特別に難しい知識だけで合否が決まるわけではありません。基本事項を正確に身につけ、問題文や資料を丁寧に読み、考えた過程を答案に表せることが重要です。
ご家庭では、学習量だけでなく、「計算を雑にしていないか」「記述の根拠を本文から探しているか」「間違えた原因を説明できるか」を確認してください。
2026年度入試では、入試方式によって選択できるクラスが異なります。適性検査型入試はAdvancedのみ、国語・算数1科セレクト入試はStandardのみです。本人の得意不得意、過去問での得点、試験時間との相性、併願校の日程を踏まえ、受験する回と入試方式を検討しましょう。
入試方式や日程は年度によって変更される可能性があります。出願前には、必ず学校公式サイトの最新募集要項を確認してください。
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