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淑徳中学校の入試傾向と受験対策
淑徳中学校の中学受験 基本情報
淑徳中学校の中学受験 基本情報
- 公式サイト
- https://www.shukutoku.ed.jp/
- 中学校所在地
- 〒174-8643 東京都板橋区前野町5丁目14-1
- 電話番号
- 03-3969-7411
淑徳中学校の入試傾向と受験対策
淑徳中学校は、東京都板橋区にある共学の中高一貫校です。中学校では、東京大学や医学部などを目標とする「スーパー特進東大選抜コース」と、難関国公立大学・早慶上理などを目指す「スーパー特進コース」が設けられています。進級時には、学習状況に応じてコース変更の機会もあります。
2026年の大学入試では、東京大学に3名、海外大学に32名の合格者を出すなど、国内外の大学への進学実績を伸ばしています。基礎学力を大切にしながら、ICT教育やグローバル教育にも力を入れている学校です。
中学入試は、スーパー特進入試とスーパー特進東大選抜セレクト入試に分かれています。2月1日午前のスーパー特進入試では、国語・算数の2科受験と、国語・算数・理科・社会の4科受験を選択できます。そのほかの回は、国語・算数の2科入試が中心です。
淑徳中学校の入試対策では、単に難しい問題を数多く解くのではなく、受験する入試区分に合わせて過去問を分けて分析することが重要です。
スーパー特進入試とスーパー特進東大選抜セレクト入試では、問題の難度や求められる処理力が異なります。どの回を受験する場合でも、基本問題を確実に得点する力が重要ですが、スーパー特進東大選抜セレクト入試では、初めて見る条件を整理し、筋道を立てて考える力も必要になります。
淑徳中学校の入試で求められる力
淑徳中学校の入試で特に求められるのは、次の4つの力です。
- 標準的な問題を正確に処理する基礎力
- 限られた時間の中で問題を選ぶ判断力
- 文章、図、表、実験結果などから必要な情報を読み取る力
- 考え方や意見を言葉でまとめる表現力
スーパー特進入試では、基本から標準レベルの問題を確実に得点することが合格につながります。難問に時間を使いすぎるよりも、計算問題、知識問題、典型題での失点を防ぐことが大切です。
一方、スーパー特進東大選抜セレクト入試では、標準問題の処理速度に加えて、複数の条件を整理する力や、問題文から規則を見つける力が求められます。
同じ学校の入試であっても、入試区分によって問題の難度や構成が異なるため、過去問を混同しないよう注意しましょう。
国語の入試傾向と対策
国語は、50分・100点の試験が基本です。物語文や説明文などの長文読解を中心に、漢字、語句、記号選択、書き抜き、記述問題などが出題されます。
文章量に対して試験時間が長いわけではないため、本文を最初から細かく読み込みすぎると、後半の問題に使える時間が不足することがあります。設問で問われている内容を意識しながら、人物の心情、指示語の内容、段落同士の関係、筆者の主張を整理して読むことが重要です。
記述問題では、本文中の言葉をそのまま並べるだけではなく、問いに対応する形に整えて答える必要があります。過去には、本文の内容を踏まえて自分の考えを書く作文形式の問題も出題されています。
記述問題に取り組んだ後は、次の点を確認しましょう。
- 問いに対する結論が最初に書かれているか
- 理由や根拠が本文に沿っているか
- 主語と述語が対応しているか
- 指定字数の8割以上を書けているか
スーパー特進東大選抜セレクト入試を受験する場合は、文章の内容を要約する練習に加え、複数の情報を結び付けて説明する記述練習も必要です。
算数の入試傾向と対策
算数は、50分・100点の試験が基本です。計算、小問集合、数の性質、規則性、速さ、割合、場合の数、平面図形、立体図形など、幅広い分野から出題されます。
淑徳中学校の算数では、前半の標準問題を確実に得点することが、合格に向けた重要なポイントです。
特に、数に関する問題、図形、速さ、規則性は重点的に練習しておきたい分野です。
図形では、面積や体積を求めるだけでなく、図形の移動、比、相似、切断などの考え方を組み合わせる問題にも対応できるようにしましょう。問題文を読んだだけで解法を決めるのではなく、図に条件を書き込み、分かっている長さや比を整理する習慣が必要です。
スーパー特進東大選抜セレクト入試では、見慣れない設定や、複数の小問を通じて規則を発見させる問題が出される可能性があります。最初の小問が後の問題のヒントになっていることもあるため、分からない問題でも、条件や途中結果を整理しながら進めることが大切です。
過去問演習では、間違えた問題を次の3種類に分けて記録しましょう。
- 解き方が分からなかった問題
- 解き方は分かったが時間がかかった問題
- 計算ミスや条件の読み落としで失点した問題
難問に時間を使いすぎ、計算問題や典型題を見直す時間がなくならないよう注意が必要です。
理科の入試傾向と対策
理科は、4科受験を選択した場合に出題され、25分・50点が基本です。生物、化学、物理、地学の各分野から、比較的バランスよく出題されます。
基本知識を問う問題だけでなく、実験や観察の手順、表やグラフの読み取り、計算、短い記述問題にも対応する必要があります。試験時間が短いため、一つの問題に時間をかけすぎないことが重要です。
まずは、植物や動物の特徴、気体や水溶液の性質、電気や磁石、力と運動、天体、地層、天気など、各分野の基本事項を確実に覚えましょう。
実験問題では、次の点を確認する練習をしてください。
- 何を変えた実験なのか
- 何を同じ条件にしているのか
- 結果から何が分かるのか
- 結果を確かめるには、どのような追加実験が必要か
理科の時事的なテーマが扱われることもあるため、環境、エネルギー、宇宙、気象、生物などのニュースを、関連単元と結び付けて整理しておくと効果的です。
社会の入試傾向と対策
社会も、4科受験を選択した場合に出題され、25分・50点が基本です。地理、歴史、公民の各分野から、基本事項を中心に幅広く出題されます。
地理では、地図、統計、雨温図、産業に関する資料を読み取る問題に備えましょう。地名や特産品を暗記するだけでなく、地形や気候、交通、産業がどのように関係しているのかを説明できることが大切です。
歴史では、人物名や出来事を個別に覚えるだけでなく、時代の流れを整理してください。年代順の並べ替えや正誤問題に対応するため、出来事の原因と結果、同じ時代に起きた出来事の関係を確認しておきましょう。
公民では、憲法、国会、内閣、裁判所、選挙、地方自治、国際社会などの基本事項を押さえます。
時事問題はニュースの名称だけを覚えても対応できません。関連する制度、国、地域、歴史的背景まで確認しましょう。
短い試験時間で多くの問題を処理するため、迷う知識問題は一度飛ばし、資料問題や確実に分かる問題から解く練習も効果的です。
淑徳中学校合格に向けた学習の進め方
淑徳中学校の対策は、次の順番で進めると効果的です。
- 小学校6年生の夏までに、各科目の基本事項を一通り学習する
- 夏から秋にかけて、苦手単元の標準問題を繰り返す
- 秋以降は、受験する入試区分の過去問に取り組む
- 過去問で見つかった弱点を、単元別教材に戻って補強する
- 直前期は、新しい難問よりも、過去に間違えた問題を優先する
過去問を始める際は、スーパー特進入試とスーパー特進東大選抜セレクト入試を分けて管理してください。
初めから合格点だけを目標にするのではなく、どの大問で点を取り、どの問題を後回しにするかを決めることが重要です。
また、2月1日午前の4科受験を検討している場合でも、合否の土台となる国語と算数の完成度を優先しましょう。
理科・社会の学習によって国語・算数の復習時間が不足している場合は、週間スケジュールを見直す必要があります。
淑徳中学校を目指すご家庭へ
淑徳中学校の入試では、複数の日程や入試区分が用意されています。そのため、偏差値だけで受験回を決めるのではなく、お子さまの得意科目、問題との相性、午前・午後入試の負担、併願校の日程まで含めて受験プランを組むことが大切です。
特に注意したいのは、スーパー特進入試とスーパー特進東大選抜セレクト入試を同じ難度の問題として扱わないことです。過去問の得点が安定しない場合は、知識不足なのか、処理速度の問題なのか、記述力や思考力の問題なのかを答案から見極める必要があります。
2027年度入試については、現時点で公表されている内容が入試要項の「案」であるため、出願前には学校が発行する正式な入試要項を必ず確認してください。
淑徳中学校の合格に向けては、難しい問題を解くことだけを目標にするのではなく、受験する回で合格に必要な問題を正確に取れる状態をつくることが重要です。
お子さまの答案や学習状況をもとに優先順位を整理し、無理のない計画で対策を進めていきましょう。
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