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三輪田学園中学校の入試傾向と受験対策
三輪田学園中学校の中学受験 基本情報
三輪田学園中学校の中学受験 基本情報
- 公式サイト
- https://www.miwada.ac.jp/
- 中学校所在地
- 〒102-0073 東京都千代田区九段北3丁目3-15
- 電話番号
- 03-3263-7801
三輪田学園中学校の入試では、国語・算数の基礎力を軸にしながら、資料やグラフを読み取り、条件を整理して答えを導く力が問われます。2027年度一般入試は、2月1日午前の2科・4科および英検利用、同日午後の2科、2月2日午前の2科・4科および英検利用、2月3日午前の2科・4科で実施されます。午前の2科・4科入試では、合格者数の上位8割について、2科受験生は国語・算数の合計点、4科受験生は「4科合計点を200点満点に換算した得点」と「国語・算数の合計点」のうち高い方を用いて判定します。残る2割は、4科受験生を対象に4科合計300点満点で判定します。国語・算数で安定した得点を確保しつつ、4科受験では理科・社会も含めた総合力を高めることが合格への基本方針です。
三輪田学園中学校の入試傾向と受験対策
直近の2026年度一般入試では、国語と算数は各45分・100点、理科と社会は各25分・50点でした。第1回午前の問題を見ると、算数は計算・小問から、買い物の組み合わせ、立体図形、速さとグラフへ進む5題構成でした。理科は月、発芽、電気回路、水溶液、水の状態変化、社会は地理・歴史・公民の3分野から出題されています。
全体として、難しい知識を大量に覚えているかだけではなく、問題文・図表・会話文から必要な情報を取り出し、学んだ知識を使って考える力が重視されています。基本問題で確実に得点したうえで、後半の思考問題に進む順序を徹底することが重要です。
2026年度第1回午前では、受験者平均は国語60.3点、算数56.5点、理科29.4点、社会32.1点でした。合格者平均は各教科でこれを上回っており、特定の難問を解くことより、標準問題の取りこぼしを減らすことが合格点への近道だと分かります。
三輪田学園中学校の入試で求められる力
三輪田学園中学校の入試で求められるのは、次の4つの力です。
- 計算、漢字、基本用語などを正確に処理する基礎力
- 長い問題文や会話文、表、グラフ、図から条件を抜き出す情報整理力
- 知識を組み合わせ、理由や考え方を短く分かりやすく表す説明力
- 解く順序を決め、取るべき問題に時間を使う時間配分力
特に注意したいのは、難問に時間をかけすぎて、前半の取りやすい問題や見直しの時間を失うことです。過去問演習では得点だけでなく、どの問題に何分使ったか、どこで判断を切り替えられなかったかまで振り返りましょう。
国語の入試傾向と対策
国語は45分・100点です。2026年度第1回午前では、漢字の書き取り・読み取りに加え、長い文章を読んで多くの設問に答える構成でした。選択、抜き出し、語句記入、記述、短歌の表現技法や解釈など、出題形式が幅広いことが特徴です。
学校の採点講評でも、設問数が多いため、時間内に正確に読み解く力が必要だとされています。60〜70字程度で説明する記述では、指定語句を使い、本文の内容を過不足なくまとめる力が求められました。
- 漢字は毎日短時間で反復し、意味と用例まで確認する
- 接続語、指示語、対比、言い換えに線を引き、段落の役割を整理する
- 選択肢は本文との一致・不一致を根拠で判断する
- 記述は『問いに正面から答える一文』を先に作り、本文の根拠を加える
- 45分で最後まで進むため、漢字と各設問に使う時間の目安を決める
読解量を増やすだけでは十分ではありません。誤答したときは、本文を読み違えたのか、選択肢の比較が甘かったのか、記述に必要な要素が不足したのかを分類して復習しましょう。
算数の入試傾向と対策
算数は45分・100点で、計算、小問、割合・比、速さ、図形、立体、グラフなどが出題されます。2026年度第1回午前は、大問1が計算、大問2が一行問題、大問3が買い物の組み合わせ、大問4が立体と動点、大問5が速さとグラフでした。
計算問題の正答率は高い一方、条件が増える割合・比、立体の切断、速さのグラフの後半では正答率が下がっています。合格のためには、前半の計算と基本小問を短時間で確実に取り、後半は小問ごとに解けるところまで得点する姿勢が大切です。
- 計算は途中式を整え、分数・小数・逆算を毎日練習する
- 割合と比は、基準量・比較量・割合を図や式で対応させる
- 速さは線分図、ダイヤグラム、グラフを相互に読み替える
- 図形は相似、面積比、立体の見取り図と切断面を手を動かして確認する
- 過去問では大問ごとの制限時間を決め、迷った問題をいったん飛ばす
答えだけを合わせる学習では、条件が少し変わった問題に対応できません。解き直しでは、なぜその式になるのかを説明し、別解や図による確認まで行いましょう。
理科の入試傾向と対策
理科は25分・50点です。4分野から幅広く出題され、実験・観察、図、表、グラフを使う問題が中心です。2026年度第1回午前では、月の見え方、インゲンマメの発芽、豆電球の回路、中和、水の状態変化が扱われました。
同年度は例年より記述量が多く、時間不足になった受験生も見られたと学校が講評しています。知識を答えるだけでなく、実験条件をそろえる理由、資料から分かる関係、作図や計算まで求められました。
- 教科書レベルの実験は、目的・操作・結果・考察を一組で覚える
- 対照実験では、変える条件とそろえる条件を言葉で説明する
- グラフは軸、単位、増減、比例関係を最初に確認する
- 物理・化学計算は比や単位換算を使って式を立てる
- 記述は『結果』と『そこから言えること』を分けて書く
25分という短い試験では、一つの計算や記述に固執すると全体を見られません。知識問題を先に回収し、作図・計算・記述へ戻る手順も練習しておきましょう。
社会の入試傾向と対策
社会は25分・50点で、地理・歴史・公民からバランスよく出題されます。2026年度第1回午前は、農業やインフラを題材にした地理、都電荒川線沿線の名所から時代をたどる歴史、裁判所を扱う公民の3題構成でした。
単純な用語暗記だけでなく、会話文や資料を読み、知識を関連づける問題が目立ちます。地理では複数資料を使った説明、歴史では同時代の出来事や背景、公民では似た制度の区別が問われました。
- 地理は都道府県、地形、産業、気候を地図帳と資料集で結びつける
- 歴史は人物・出来事を年号だけでなく、原因と結果、同時代の動きで整理する
- 公民は制度名と目的、主体、対象を表にして区別する
- 統計資料は最大・最小だけでなく、変化とその理由を言葉にする
- ニュースは受験用語と関連づけ、背景まで確認する
細かな知識に偏ると、資料を使って説明する問題で得点が伸びません。『なぜそうなるのか』『資料のどこが根拠か』を口頭で説明する学習を取り入れましょう。
三輪田学園中学校合格に向けた学習の進め方
合格に向けては、次の順序で学習を進めると効果的です。
- 基礎の総点検:計算、漢字、理社の基本用語を短時間で正確に答えられる状態にする
- 標準問題の反復:割合・速さ・図形、長文読解、実験考察、資料問題を単元別に解き直す
- 形式別の練習:グラフ、会話文、複数資料、短い記述など、三輪田学園で出やすい形式に慣れる
- 過去問演習:45分・25分の制限時間を守り、解く順序と見直し時間を固定する
- 弱点の再補強:過去問で判明した失点原因を単元学習に戻して修正し、再度同じ年度や類題で確認する
過去問の点数が一度伸びても、同じ問題を覚えただけでは実力が定着したとは言えません。解き直しの数日後に類題を解き、考え方を自力で再現できるか確認してください。
三輪田学園中学校を目指すご家庭へ
三輪田学園中学校の入試は、基本を大切にしながら、自分で条件を整理して考える受験生に向いた問題です。すべての難問を解き切る必要はありません。取るべき問題を見極め、標準問題を正確に積み上げることが合格につながります。
ご家庭では、勉強時間や問題数だけでなく、どのような理由で間違えたのかを一緒に確認してください。『計算ミス』『知識不足』『読み違い』『時間不足』『方針が立たなかった』のように原因を分けると、次の行動が明確になります。
また、2科・4科・英検利用のどの方式を選ぶかによっても準備の重点は変わります。模試や過去問の教科別得点を見ながら、国語・算数を軸にするのか、理科・社会を含む4科総合力を生かすのかを早めに整理し、本人が落ち着いて本番に臨める学習計画を作りましょう。
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