栄東中学校の中学受験 基本情報
栄東中学校ってどんな中学校?
栄東中学校はアクティブ・ラーニング(AL)を通じて、「生きる力」を養い、個性や応用力を育む中学校です。
ALは課題研究やグループワーク、ディスカッション、プレゼンテーションを含む生徒の主体的な学びを促進し、自立的な学習態度と学習内容の確かな定着を促します。
通常授業と校外ALを組み合わせ、幅広く横断的な学習を提供。東大クラスと難関大クラスがあり、高校先取り授業も展開されます。
アクティブ・ラーニングは教育の中心で、基礎基本を重視し、個性と応用力・表現力を同時に育む独自の教育方針が校風です。
中学の教育目標は心の教育を通じて豊かな人間形成と、確かな学力形成を進め、進学校にふさわしい人間を育成しています。
栄東中学校の最新の入試傾向と対策ポイント
国語
栄東中学校の国語の試験は、年によって異なるパターンが見られますが、共通しているのは説明文と物語文から各1題が出題される点です。2014年度からは、漢字問題と知識問題が独立して出題されるようになり、これらの問題の割合が増加しています。
試験は大問2~3題から構成され、長文読解問題が中心です。論説文や説明文では、文章内の作者の意図を正確に理解する力が求められます。一方で、小説や物語では、主人公の心情やイメージを捉え、それを文章化する能力が重要です。特に、逆説などの表現に注意しながら読むことが大切です。
A・B日程では、読解問題に加え、漢字や慣用句などの知識問題が出題されます。これらの問題は、毎日少しずつ知識を積み重ねることで対策が可能です。東大選抜入試では、漢字などの知識問題が読解問題の中で問われ、より高い思考力が要求されます。
記述問題は、いずれの日程でも合否を左右する重要な要素です。短い記述が中心であり、要点を適切に抽出し、限られた字数で表現する能力が必要とされます。指定字数の幅が広いため、日頃から様々な字数制限で記述練習をすることが重要です。過去問を利用して、このような記述問題に慣れることが、試験対策には欠かせません。
算数
栄東中学校の算数は、例年4~5題の大問から成り立ち、難易度は高めです。特に、東大選抜コースでは、難易度の高い問題が多く、思考力を要する内容が含まれます。平均点は東大Ⅰコースで50点前後、東大Ⅱコースでは60点台前半であることが多いですが、東大Ⅲコースの平均点については公開されていません。
A日程では、基本的な問題が中心となり、答えのみを書く形式です。解答用紙に答えだけを書くため、少しのミスで点数を失うことがあります。日頃からの解き直しや丁寧な見直しが重要です。一方、東大選抜コースでは、導出過程の記述を要求されることが多く、答えが出なくても部分点を狙えるため、記述力が求められます。どのコースにおいても、各問題に対する配点が高いため、落とせない気持ちで取り組むことが大切です。
解答形式が記述式であるため、設問数は15問前後と少なめです。これにより、1問あたりの配点も高くなります。解ける問題から着実に点数を取る姿勢が大切であり、時間配分にも注意が必要です。問題数自体は多くないものの、難易度が高いため、時間をかけすぎると後半の問題に取り組む時間が不足することがあります。過去問を解いて、問題形式や傾向に慣れ、どの問題に時間をかけるかの判断も重要です。
理科
栄東中学校の理科では、一般に4~6題の問題が出題されます。これらの問題は、理科の各分野から均等に選ばれ、基本的な知識があれば解答可能なものが多いです。特に、実験や観察に関連する問題がよく出されますが、これらの問題は単に知識を覚えるだけでなく、その知識をどのように応用するかが求められます。
問題の形式としては、用語や数値の記入、記号選択が中心ですが、化学や物理分野では表やグラフを用いた計算問題や記述問題も見られます。これらの問題では時間管理が重要で、時間をかけすぎると他の問題に取り組む時間が不足する恐れがあります。また、環境問題に関連する問題が出題されることもあります。
栄東の理科では難解な問題や変わった問題の出題は少なく、2017年の試験では、記号選択問題や計算問題が主で、記述問題は出されませんでした。基本的な知識を問う内容が中心で、細かい部分まで深く掘り下げる必要はありませんが、表面的な理解にとどまらず、深い理解を目指すことが重要です。
社会
栄東中学校の社会科の試験は、例年大問3題で構成され、地理、歴史、政治の各分野からバランスよく出題されます。これらの問題は、基本的な知識の理解を確かめることに主眼を置いています。
地理では、国土の特徴や自然環境、都道府県の特色、農業や化石エネルギーなどに関する問題がよく出されます。歴史では、元寇、足利義満、刀狩、自由民権運動など歴史上の重要な出来事や人物、江戸幕府の外交政策などが取り上げられることが多いです。政治分野では、三権分立や選挙制度、憲法などの政治の基本的な仕組みが問われます。
問題形式は多様で、適語記入や記号選択が主流ですが、記述問題も含まれています。特に政治分野では会話文形式の問題が出題されることもあり、歴史では史料や年表を読み解く問題が頻出します。このため、問題の形式に慣れておくことも大切です。
解答では、用語や人物名、地名などを正確に書くこと、そして時間を有効に使うことがポイントです。過去問題の練習を通じて、これら特有の問題形式に対応できるよう準備することが推奨されます。
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