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獨協埼玉中学校の入試傾向と受験対策
獨協埼玉中学校の中学受験 基本情報
獨協埼玉中学校の中学受験 基本情報
- 公式サイト
- https://www.dokkyo-saitama.ed.jp/
- 中学校所在地
- 〒343-0037 埼玉県越谷市恩間新田寺前316
- 電話番号
- 048-970-5522
獨協埼玉中学校の一般入試は、国語・算数を各100点、理科・社会を各70点とする4科340点満点です。2027年度は、英検4級以上を出願資格とする英語資格入試も実施されますが、第1回から第3回までの一般入試では、引き続き4科をバランスよく仕上げることが求められます。
2026年度第1回入試では、4科合計の合格者平均点が208.0点、全受験者平均点が196.4点でした。差は11.6点で、1科目の難問を解けることよりも、各科目の標準問題を取りこぼさないことが合格に直結しやすい入試だと考えられます。
獨協埼玉中学校の入試傾向と受験対策
2027年度の入試は、英語資格入試が1月10日午後、第1回入試が1月11日、第2回入試が1月12日、第3回入試が1月17日に行われます。一般入試は国語50分・算数50分・社会30分・理科30分で、限られた時間の中で標準的な問題を正確に処理する力が必要です。
2027年度入試の主なポイント
- 英語資格入試は男女計10名を募集し、国語・算数各45分、各80点で実施されます。
- 英語資格入試は英検4級以上が出願資格で、英検3級以上の受験者には15点が加点されます。
- 第1回入試は男女各50名、第2回入試は男女各20名、第3回入試は男女計10名の募集です。
- 一般入試は国語・算数・社会・理科の4科340点満点です。
第3回入試では、所定の条件を満たした受験者に20点が加点されます。第1回入試の出願期間内に第3回を含む複数回出願をしていること、出願した入試を欠席せず受験していること、それまでの受験結果が不合格であることが条件です。
出願方法によって加点の扱いが変わるため、学習計画だけでなく受験日程の組み方も早めに確認してください。
獨協埼玉中学校の入試対策で最も大切なのは、難問対策に偏らず、4科の標準問題を時間内に正確に解き切ることです。前半の取りやすい問題を確実に得点し、後半の記述や考察問題で部分点を積み上げる方針が有効です。
獨協埼玉中学校の入試で求められる力
獨協埼玉中学校の入試では、次の4つの力が求められます。
- 基礎知識や典型的な解法を、短時間で正確に使う力
- 文章、資料、実験条件から必要な情報を読み取る力
- 理由や考え方を、指定された条件に合わせて説明する力
- 苦手分野を残さず、4科で安定した得点をそろえる力
2026年度第1回入試では、科目別の合格者平均点と全受験者平均点の差が最も大きかったのは算数で、69.8点と65.3点の差は4.5点でした。一方、国語・理科・社会も平均点の差は数点です。
大きな一発逆転を狙うより、計算ミス、漢字の誤り、資料の読み違い、設問条件の見落としを減らすことが重要です。
国語の入試傾向と対策
国語の入試傾向
国語は100点満点、試験時間は50分です。従来は知識問題1題と読解問題2題の構成が中心で、読解では説明的文章と物語文の両方に対応する力が求められます。漢字、熟語、ことわざ、類義語・対義語などの知識問題に加え、記号選択、書き抜き、適語補充、文章記述が組み合わされます。
説明的文章では、段落ごとの役割、具体例と主張の関係、接続語が示す論理を整理する力が必要です。物語文では、人物の言動だけでなく、情景描写や会話の変化から心情を捉える必要があります。記述は、本文中の言葉や指定語句を使って理由・心情・内容を説明する形式に備えておきましょう。
国語の対策
知識問題は、毎日短時間でも継続して取り組み、確実な得点源にします。漢字や語句は「意味を説明できるか」「文の中で正しく使えるか」まで確認すると、読解力の底上げにもつながります。
読解では、設問を解いた後に、答えの根拠となる一文へ線を引きます。記述問題は、問われていること、根拠、結論の順に要素を整理し、20字、40字、60字など複数の字数でまとめる練習を行いましょう。
本文の根拠を示さず、自分の印象だけで答えることは失点につながります。また、記述欄を長い説明で埋めても、設問条件や指定語句を外すと得点になりません。過去問演習では、正誤だけでなく、根拠と条件が合っているかまで確認してください。
算数の入試傾向と対策
算数の入試傾向
算数は100点満点、試験時間は50分です。大問1は計算と一行問題、大問2は応用小問、大問3・4は応用問題という構成が基本です。前半では答えのみを記入する問題、後半では途中式や考え方を示す問題が見られます。
頻出分野は、四則計算・逆算、割合や比、規則性、場合の数、速さなどの特殊算、平面図形、立体図形です。特に面積、長さ、体積、表面積を求める図形問題は、典型的な解法を正確に使えることが重要です。
算数の対策
合格点を安定させるには、大問1・2の標準問題を落とさないことが最優先です。毎日の計算練習では速さだけでなく、途中式の配置、単位、約分、検算までルール化します。誤答は「計算」「条件整理」「解法選択」「作図」のどこで崩れたかを分類してください。
大問3・4では、何を求めている式なのかが伝わるように途中式を書く練習をします。過去問では、前半を20分程度、後半を25分程度、見直しを5分程度とする時間配分を試し、自分に合う配分へ調整しましょう。
前半で難しい1問に時間を使い過ぎることと、答えだけを急いで計算ミスを増やすことに注意してください。解法が見えない問題はいったん飛ばし、得点できる問題を先に取り切る判断が必要です。
理科の入試傾向と対策
理科の入試傾向
理科は70点満点、試験時間は30分です。生命・物質・エネルギー・地球の4分野から幅広く出題され、実験・観察・観測をもとに考える問題が中心です。基本知識を直接問う問題だけでなく、表やグラフ、実験結果から規則や原因を考える問題、計算を伴う問題もあります。
30分で多くの小問に対応するため、知識を思い出す速さと、条件を短時間で整理する力が必要です。物質やエネルギー分野では、比や単位を使う計算にも備えます。
理科の対策
用語を暗記するときは、実験の目的、変える条件、そろえる条件、結果、そこから分かることを一まとまりで学びます。グラフ問題では、縦軸・横軸・単位を確認してから変化を言葉にし、計算問題では式と単位を必ず残してください。
過去問演習では、知識問題を先に確保し、時間のかかる考察問題へ戻る練習をします。間違えた問題は、知識不足、資料の読み違い、計算手順の誤りに分けて復習しましょう。
用語の丸暗記だけで済ませると、見慣れない実験で手が止まりやすくなります。知らない題材が出たときほど、条件と結果を整理し、問題文の情報を使って考える姿勢が必要です。
社会の入試傾向と対策
社会の入試傾向
社会は70点満点、試験時間は30分です。地理・歴史・政治から幅広く出題され、時事的な話題が政治・経済や地理の知識と結び付けて問われることがあります。地図、地形図、統計、グラフ、年表、史料を読み取る問題に加え、理由や背景を簡潔に説明する記述問題にも対応が必要です。
問題数に対して試験時間が短いため、一問一答型の知識を素早く処理しながら、資料問題や記述に使う時間を残すことが重要です。
社会の対策
地理は産業・気候・地形・交通を関連付け、歴史は原因・出来事・結果の流れで整理します。政治は制度の基本を固めた上で、ニュースを憲法、国会、内閣、地方自治、国際関係などの単元へ結び付けてください。
記述対策では、問いに含まれる語句を使い、理由を一文で答える練習が有効です。資料問題は、資料名、年代、単位、比較対象を最初に確認する習慣をつけましょう。
時事用語だけを単独で暗記しても、資料や記述には対応できません。ニュースの背景となる地理・歴史・公民の基礎知識と必ず結び付けて学習してください。
獨協埼玉中学校合格に向けた学習の進め方
- 基礎完成
5年生までに4科の基本事項を一通り身につけ、苦手単元を明確にします。算数は計算と典型題、国語は漢字・語句と根拠を探す読解、理科・社会は基礎知識の定着を優先します。 - 時間を計った総合演習
6年生前半は週1回を目安に4科の短時間テストを行い、正答率だけでなく、時間切れ、読み違い、計算ミス、知識不足を分けて記録します。 - 過去問で問題を分類
夏以降は、各科目で「確実に取る問題」「時間をかけて考える問題」「後回しにする問題」を分類します。公式サイトで案内されている過去問を使い、年度ごとの違いも確認します。 - 秋以降の実戦調整
国語・算数50分、理科・社会30分で通して解き、4科の総合点を安定させます。英語資格入試を利用する場合は、国語・算数各45分の処理速度も別に確認します。
毎日は計算・漢字・語句、週単位では苦手単元、月単位では4科の総合点と時間配分を確認します。復習は解説を読んで終わりにせず、数日後に同じ考え方を使う類題を解いて定着を確かめましょう。
獨協埼玉中学校を目指すご家庭へ
獨協埼玉中学校の入試は、4科の標準問題を正確に積み重ね、記述や途中式で考え方を伝えられる受験生が力を発揮しやすい入試です。
ご家庭では、点数だけでなく、時間内に解けたか、設問条件を守れたか、ミスの原因を説明できるかを確認してください。結果が悪かったときも、学習量だけを増やすのではなく、どの種類の失点が多いかを一緒に整理することが改善につながります。
英語資格入試や第3回入試の加点を検討する場合は、募集要項を早めに読み、学習計画と出願計画を同時に組み立てる必要があります。
獨協埼玉中学校合格への近道は、基礎を軽視せず、4科を計画的に仕上げ、過去問で時間配分と答案の書き方まで整えることです。
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