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横浜雙葉中学校の入試傾向と受験対策
横浜雙葉中学校の中学受験 基本情報
横浜雙葉中学校の中学受験 基本情報
- 公式サイト
- https://www.yokohamafutaba.ed.jp/highsch/
- 中学校所在地
- 〒231-8653 神奈川県横浜市中区山手町88
- 電話番号
- 045-641-1004
横浜雙葉中学校は、国語・算数各100点、理科・社会各80点の4教科入試を実施しています。2027年度入試は、2月1日の1期で60名、2月2日の2期で30名を募集する予定です。試験時間と配点は両日共通で、国語・算数が各50分、理科・社会が各40分です。2027年度の詳細な募集要項は、2026年9月に公開される予定となっています。
2024年度から一般入試が1期・2期の2回実施となっているため、2023年度以前の「2月1日の1回入試」を前提とした情報には注意が必要です。以下では、2025年度の公式入試問題、2026年度入試結果、2027年度募集概要をもとに、現在の入試傾向と対策を整理します。
横浜雙葉中学校の入試傾向と受験対策
最新の入試制度
2027年度の一般入試は、1期が2月1日、2期が2月2日に実施されます。募集人数は1期60名、2期30名で、いずれも国語・算数・理科・社会の4教科入試です。受験料は各回25,000円です。
2026年度入試では、1期の受験者171名に対して85名、2期の受験者120名に対して56名が合格しました。合格者最低点は360点満点中、1期が210点、2期が234点でした。
試験問題の難度や受験者層は日程や年度によって異なるため、最低点だけを固定的な目標点として扱わないようにしましょう。
学校公式のよくある質問では、合否は4教科の総合点を基本とし、1教科の点数が低くても総合点が合格ラインを超えていれば合格になると説明されています。特定科目だけで高得点を狙うのではなく、4教科の合計点を安定させることが重要です。
入試全体に共通する傾向
横浜雙葉中学校では、基本知識を正確に使う力に加え、文章・図・表・グラフから必要な情報を整理する力が求められます。算数では複雑な条件を図やグラフに置き換える問題、理科では実験結果を分析する問題、社会では一つのテーマから地理・歴史・公民へ展開する問題が見られます。国語でも、本文の内容を根拠に自分の言葉で説明する記述問題が出題されています。
横浜雙葉中学校の入試で求められる力
横浜雙葉中学校では、基礎知識を正確に使い、初めて見る資料や条件を整理して答えへつなげる力が求められます。
- 漢字、計算、理社の用語などを正確に答える基礎力
- 長い文章や複数の条件を短時間で整理する情報処理力
- 図、表、グラフから変化や関係を読み取る力
- 本文や実験結果を根拠に説明する記述力
- 初めて見る設定でも、既習事項と結びつけて考える応用力
- 4教科を最後まで解き切るための時間管理力
難しい問題だけに取り組むよりも、基本事項を正確に使える状態にしたうえで、初見資料や複合問題に対応する練習を積みましょう。
国語の入試傾向と対策
国語の入試傾向
2025年度1期の国語では、漢字の読み書きだけでなく、語句の意味、同じ漢字を使う慣用表現、言葉の使い分けなど、幅広い言語事項が出題されました。読解問題では物語文と説明的文章が扱われ、本文中の言葉を抜き出す問題だけでなく、人物の気持ちの変化や表現の意味を説明する問題が出されています。
解答用紙には複数の大きな記述欄が設けられており、選択肢の判断だけでなく、必要な要素を整理して文章にまとめる力が得点差につながります。
国語の対策
漢字学習では、書き取りだけでなく、言葉の意味や使用場面まで確認しましょう。語句を覚える際に短い例文を作ると、読解問題でも意味を正確に判断しやすくなります。
読解問題では、傍線部の前後だけを見るのではなく、「誰が」「何をきっかけに」「どのように変化したのか」を整理する練習が必要です。
- 本文中の根拠が入っているか
- 問いに対する結論が明確か
- 結論を補足する説明が入っているか
- 指定された字数に合わせてまとめられているか
過去問演習では、文章をすべて読み終えてから設問に取り組む方法と、設問を確認しながら読む方法のどちらが合うかを検証し、50分間の時間配分を固めましょう。
算数の入試傾向と対策
算数の入試傾向
2025年度1期では、計算、割合、数の性質、速さ、平均、平面図形などの小問に加え、じゃんけんの結果とコマの移動を整理する問題、水そうの構造と水位の変化をグラフから考える問題が出題されました。
2期でも、速さ、折り紙を切り開いた図、規則性、折り返した図形など、条件を図に表して考える問題が見られます。公式を覚えて当てはめるだけでなく、問題文の条件を図や表に変換する力が重要です。
以前の入試情報では「途中式や考え方の記入が必要」と説明されていましたが、2025年度の公式解答用紙では、すべての問題に途中式の記入を求める形式にはなっていません。一方で、図への書き込みやグラフの作成を必要とする解答欄は設けられています。
算数の対策
計算問題は、途中の処理が複雑でも正確に解けるよう、毎日時間を測って練習します。正解した問題でも時間がかかりすぎた場合は、より短い処理方法がないかを確認しましょう。
文章題では、数字をすぐに式へ入れるのではなく、線分図、表、模式図、場合分けを書いて条件を整理する習慣をつけます。
- 水量の変化を区切りごとに整理する
- 速さの問題では道のり・速さ・時間の関係を図にする
- 図形の移動や折り返しは対応する点や辺を書き込む
- 規則性は最初の数例を表にして変化を探す
- グラフでは目盛り、単位、変化するタイミングを確認する
過去問演習では、正答だけでなく、図やグラフを完成させるまでの時間も記録しましょう。
理科の入試傾向と対策
理科の入試傾向
2025年度1期では、土の中の生物を集める装置、金属と薬品の反応、湿度など、実験や観察をもとに考える問題が出題されました。実験方法や結果を示す文章・表を読み、知識と結びつけて判断する必要があります。
2期でも、植物の蒸散、水溶液と再結晶、川の流れなどが扱われています。選択問題や計算問題だけでなく、実験方法を説明する問題や、時間と濃度の関係をグラフから判断する問題も出題されています。
理科の対策
用語を覚えるだけでなく、「なぜその操作をするのか」「結果から何が分かるのか」を説明できる状態にすることが重要です。
実験問題では、次の順番で情報を整理しましょう。
- 実験の目的を確認する
- 変えた条件を確認する
- 同じにした条件を確認する
- 観察された結果を整理する
- 結果から導ける結論をまとめる
表やグラフの問題では、数値を一つずつ追うだけでなく、増減、一定になる区間、変化の割合に注目します。
4分野のうち一つを大きな苦手として残すと総合点が不安定になりやすいため、基本問題で失点する単元を早めに洗い出しましょう。
社会の入試傾向と対策
社会の入試傾向
2025年度1期では、日本各地の河川をテーマに、地理的な位置や産業だけでなく、北海道開拓、平泉、鎌倉時代などの歴史知識を関連づけて問う問題が出題されました。一つのテーマの中で地理と歴史を横断する構成が特徴です。
2期では、半島や岬を切り口にした地理・歴史問題に加え、輸出品、メディア利用、新聞、福祉、日本国憲法、地方自治、国際交流などが扱われました。表の内容を読み取るだけでなく、新聞の特徴や若い世代に読んでもらうための方法を自分で考えて書く問題も出題されています。
社会の対策
人物名、地名、制度名、出来事は、漢字で正確に書けるようにします。用語は単独で暗記せず、場所、時代、原因、結果を関連づけて覚えましょう。
- 資料のタイトルとテーマを確認する
- 単位と年代を確認する
- 最も大きい数値を探す
- 変化が大きい部分を探す
- 他の項目と異なる動きを探す
- 資料から分かる事実と自分の意見を分ける
時事問題はニュースの名称だけを覚えるのではなく、地理・歴史・公民のどの単元と関係するかを整理します。
用語の一問一答だけに偏ると、テーマ型の問題や資料問題で知識を使えない可能性があります。
横浜雙葉中学校合格に向けた学習の進め方
5年生まで
計算、漢字、語彙、理社の基本用語を確実にし、苦手単元を残さないことを優先します。難問演習を増やすよりも、基本問題を短時間で正確に解く力をつけましょう。
6年生前期
横浜雙葉中学校で出題される、資料の読み取り、条件整理、記述、作図を取り入れます。各科目で「知識はあるが使えない問題」を見つけ、解き方を言葉で説明できるようにします。
6年生夏以降
公式サイトで公開されている1期・2期の問題を使い、日程ごとの出題形式に慣れます。過去問は点数だけでなく、失点理由を分類して復習しましょう。
- 時間切れ
- 知識不足
- 問題文や資料の読み違い
- 条件整理の不足
- 計算や漢字のミス
- 記述に必要な要素の不足
入試直前期
4教科の合計点を基準に、残された期間で最も改善しやすい失点を優先します。
難問を一問解けるようにすることより、漢字、計算、基本知識、資料の読み間違いによる失点を減らす方が、合計点を安定させやすい場合があります。
横浜雙葉中学校を目指すご家庭へ
横浜雙葉中学校の入試は、知識量だけでなく、問題文や資料を丁寧に読み、必要な情報を整理して答えに結びつける力を確認する内容です。難しい教材を増やすだけではなく、お子様がどの段階でつまずいているのかを答案から確認することが大切です。
ご家庭では、勉強時間や問題数だけを確認するのではなく、「なぜ間違えたのか」「次は何を変えるのか」を一緒に整理してください。
4教科の得点状況と残された期間を踏まえ、取り組む問題の優先順位を決めることが、横浜雙葉中学校合格への近道です。
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