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関東学院中学校の入試傾向と受験対策
関東学院中学校の中学受験 基本情報
関東学院中学校の中学受験 基本情報
- 公式サイト
- https://kantogakuin.ed.jp/
- 中学校所在地
- 〒232-0002 神奈川県横浜市南区三春台4
- 電話番号
- 045-231-1001
関東学院中学校は、横浜市南区にある共学校です。スクールモットーに「人になれ 奉仕せよ」を掲げ、他者を支えながら周囲を導く「サーバントリーダー」の育成を教育の柱としています。理科実験、探究、プログラミング、英語、キリスト教教育などを組み合わせた「OLIVE STREAM」という教育ビジョンも特徴です。
関東学院中学校の入試傾向と受験対策
関東学院中学校は、スクールモットーに「人になれ 奉仕せよ」を掲げ、他者を支えながら周囲を導く「サーバントリーダー」の育成を目指している学校です。
関東学院大学の系列校ですが、進路は系列大学に限られません。国公立大学や難関私立大学を目指す進路指導が行われており、中学2年生からは成績上位者による選抜クラスも設けられています。
2026年度の一般入試は、一期A・一期Cが4科目、一期B・二期が国語・算数の2科目で実施されました。4科目入試では国語・算数が各100点、社会・理科が各60点、2科目入試では国語・算数が各100点です。なお、全日程でCEFR A2以上の資格・級等を取得している場合は、証明書を提出することで、その資格が合否判定に加味されます。
- 国語:50分・100点
- 算数:50分・100点
- 社会:30分・60点
- 理科:30分・60点
全体として、出題の中心は基本から標準レベルです。ただし、単純な知識の再生だけでなく、文章・資料・図表を正確に読み、条件に従って考える問題が含まれます。
最も重要なのは、難問対策に偏ることではなく、標準問題を速く正確に処理し、資料問題や記述問題でも得点を積み上げることです。
複数回受験を予定している場合も、後半日程ほど厳しくなる可能性があります。「何度も受験できるから大丈夫」と考えず、前半日程で合格を確保できる完成度を目指しましょう。
関東学院中学校の入試で求められる力
関東学院中学校の入試で求められるのは、主に次の4つの力です。
- 基本事項を正確に使う力
- 問題文や資料から必要な情報を読み取る力
- 限られた時間内で問題を取捨選択する力
- 考えた理由や内容を適切な言葉で表す力
入試問題の難度は、科目や日程によって変化します。そのため、「算数で必ず稼ぐ」「理科は簡単なはず」と決めつけるのは危険です。
4科目受験では、どの科目が難しくなっても崩れないよう、苦手科目を放置せず、全科目で基本問題を得点できる状態をつくることが重要です。
過去問演習では合格最低点だけを見るのではなく、正答すべき基本問題を落としていないか、時間不足の原因がどこにあるか、記述の条件を守れているかまで確認しましょう。
国語の入試傾向と対策
国語は50分・100点です。説明的文章と小説を中心とした読解問題に、漢字や語句の知識問題が組み合わされます。選択問題だけでなく、本文の内容を踏まえて答える記述問題にも対応する必要があります。
文章そのものは極端に難解ではありませんが、本文全体からバランスよく出題されます。小説では人物の心情や行動の理由、説明的文章では段落の関係、具体例の役割、筆者の主張などが問われます。
本文の根拠を探して答える
設問に対応する本文の根拠を探す習慣をつけましょう。選択肢問題では、本文に書かれていない内容や、表現を強めすぎた選択肢を消していきます。
記述に必要な要素をそろえる
記述問題では、思いついたことを自由に書くのではなく、「誰が」「なぜ」「どうした」といった必要な要素を本文から集めます。
内容が合っていても、指定字数、文末、理由説明などの条件を守っていないと減点される可能性があります。
漢字・語句を得点源にする
漢字や語句は基本的な出題が中心だからこそ、失点を避けたい分野です。毎日少量ずつ反復し、漢字の書き取りだけでなく、熟語の意味や文脈に合う使い方も確認しましょう。
国語では、本文の根拠に戻って答える姿勢と、漢字・語句で失点しない正確さが合格点を安定させます。
算数の入試傾向と対策
算数は50分・100点です。計算問題に加え、数の性質、規則性、場合の数、割合、速さ、平面図形、立体図形など、中学受験算数の主要分野から幅広く出題されます。
基本から標準レベルの問題が中心ですが、複数の条件を整理する問題や、分野をまたいだ問題では差がつきます。
計算の正確さと速度を高める
毎日の計算練習では、正解数だけでなく、途中式が整理されているか、分数や小数の処理に無駄がないかまで確認しましょう。
条件を図や表に整理する
数の性質、規則性、場合の数では、解法を丸暗記するのではなく、条件を表や図に整理する練習が必要です。
図形では、面積、相似、角度、立体の体積や表面積など、基本的な解法をすぐに使える状態にしてください。
問題の取捨選択を練習する
過去問では、計算・基本小問を確実に取り、時間がかかる問題はいったん後回しにする判断を練習しましょう。
難しい問題に時間を使いすぎて、後半の基本問題を解く時間がなくなることが大きな失点リスクです。
算数の合否を分けるのは、難問の正解数よりも、計算問題と標準問題を落とさない安定感です。
理科の入試傾向と対策
理科は一期A・一期Cで実施され、試験時間は30分、配点は60点です。物理・化学・生物・地学の各分野から、実験や観察を題材にした問題が出題されます。
基本知識を直接問う問題に加え、実験結果、グラフ、表、模式図などを読み取って考える問題が含まれます。
実験の流れを整理する
実験問題では、実験の目的、変える条件、同じにする条件、結果、考察を区別して整理しましょう。
計算問題にも備える
水溶液、濃度、ばね、てこ、電気、熱、天体などでは計算問題も想定されます。式を覚えるだけでなく、単位と求める量を確認してから計算する習慣をつけてください。
用語を覚えていても、問題文に示された実験条件や数値の変化を読まずに答えると失点します。
見慣れない実験でも、問題文や資料に示された情報を使って考えられる力を育てることが重要です。
社会の入試傾向と対策
社会は一期A・一期Cで実施され、試験時間は30分、配点は60点です。地理・歴史・公民の各分野から出題され、文章、地図、統計、年表、写真などの資料を読みながら答える問題が中心です。
知識問題は標準的ですが、一つのテーマに地理・歴史・公民の内容を関連づけた総合問題や、時事的・国際的な話題を取り入れた問題にも注意が必要です。
地理は地図と統計を結びつける
地名や特産物を単独で覚えるのではなく、地図上の位置、地形、気候、産業、交通を結びつけて整理しましょう。
歴史は原因と結果を整理する
人物名や年号だけでなく、出来事の原因と結果、同じ時代に起きた出来事のつながりを理解することが重要です。
自分で簡単な年表を作り、政治・外交・文化を並べて整理すると、総合問題にも対応しやすくなります。
時事問題は背景まで確認する
ニュースの名称だけを覚えるのではなく、関連する国や地域、制度、歴史的背景まで確認してください。
統計資料では、数値だけを見るのではなく、項目名、単位、調査年を確認しないと、比較を誤る可能性があります。
社会は知識量だけでなく、複数の知識を資料と結びつけて考える力が合否を分けます。
関東学院中学校合格に向けた学習の進め方
関東学院中学校の対策は、次の3段階で進めると効果的です。
- 基本事項を固める
- 資料問題と記述問題に対応する
- 日程別に過去問を仕上げる
第1段階 基本事項を固める
夏休み頃までは、塾の基本教材や標準問題集を使い、4科目の抜けをなくします。算数の計算、国語の漢字、理科・社会の基本用語は、短時間でも毎日取り組みましょう。
この時期に難問ばかりへ進み、基本問題の復習が不足することは避けてください。
第2段階 資料問題と記述問題に対応する
秋以降は、文章、表、グラフ、地図、実験結果を使った問題を増やします。
解答後は丸つけだけで終わらせず、どの情報を見落としたのか、どの条件を使えなかったのかを言葉にしましょう。
第3段階 日程別に過去問を仕上げる
一期A・一期Cは4科目、一期B・二期は2科目であるため、受験予定の日程に合わせて過去問を解きます。
4科目入試では、4科目を続けて解く練習も必要です。2科目入試では国語・算数の比重が高まるため、基本問題の取りこぼしが合否に直結します。
過去問では合格最低点を一度超えることではなく、問題の難度が変わっても7割前後を安定して取れる状態を目指しましょう。
関東学院中学校を目指すご家庭へ
関東学院中学校の入試は、特別な難問を解けるかどうかだけで決まる試験ではありません。基本事項を正確に身につけ、文章や資料を丁寧に読み、限られた時間の中で得点すべき問題を確実に取ることが合格につながります。
ご家庭では、勉強時間の長さだけでなく、「どの問題で時間を使ったか」「なぜ間違えたか」「次はどう解くか」を一緒に確認してください。
保護者がすべての問題を教えたり、過去問の点数だけで一喜一憂したりすると、お子さんが自分で考える機会を失うことがあります。
特に複数回入試では、「何度も受験できるから大丈夫」と考えるのは禁物です。受験日程は、前半で合格を確保することを基本に組み立てましょう。
合格だけをゴールにするのではなく、入学後も自分で課題を見つけ、学び続けられる力を育てることが大切です。
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