
問題
アルミニウムと銅と炭の粉末の混合物があります。それぞれの物質の重さを調べるために、次の実験を行いました。これについて、あとの問いに答えなさい。
[実験1]
混合物8.7gにじゅうぶんな量の塩酸を注いだところ、あわがさかんに発生しました。あわが発生しなくなってから、混合物をろ過し、ろ紙の上に残った固体を水でよく洗ってからかわかしたあと、その固体の重さをはかると5.1gでした。
[実験2]
混合物8.7gをじゅうぶんな量の酸素が入っている容器の中で燃やしたあと、残った固体の重さをはかると9.8gでした。ただし、じゅうぶんな量の酸素の中でアルミニウム、銅、炭を燃やしたとき、それらの重さとできた物質の重さの比は、アルミニウムでは9:17、銅では4:5、炭では3:11になり、炭だけを燃やしたあとには、固体の物質は何も残りません。
(1) 実験2で発生した気体の名まえを答えなさい。
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(2) 実験1と実験2で用いた混合物8.7gにふくまれていたアルミニウムは何gですか。
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(3) 実験2で残った固体9.8gの中に、アルミニウムが酸素と結びついてできたものは何gふくまれていますか。
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(4) 混合物8.7gにふくまれていた炭は何gですか。
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(5) 実験2で、混合物8.7gをすべて燃やすために使われた酸素は何gですか。
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解説
(1)
実験2では酸素と反応させていますが、ここでのポイントは、炭は酸化すると二酸化炭素となり、できた酸化物のうち二酸化炭素だけは気体であるということ。
つまり見かけ上、消えてなくなることに気づけばOK!
したがって、残っているのは酸化アルミニウムと酸化銅であることがわかります。
答え.二酸化炭素
(2)
アルミニウムと炭と銅の混合物に酸素をじゅうぶんに注げば、
アルミニウムは完全に溶けてしまいます。
ということから、実験1でとけ残った5.1gは炭と銅の混合物であるとわかり、
減った分の3.6gがアルミニウムであるとわかります。
式や図に表してみるとわかりやすくなりますよ。
答え.3.6g
(3)
アルミニウムの重さは実験1でわかっているので、酸化アルミニウムの重さは、3.6÷9×17=6.8 で6.8gと求められ、それにともなって酸化銅の重さは、9.8−6.8=3.0 で3.0gとわかります。

答え.6.8g
(4)
銅と酸化銅の重さの比から、
銅の重さは、
3.0÷5×4=2.4g で2.4gと計算でき、それにともなって、
炭の重さは、
8.7−(3.6+2.4)=2.7 で2.7gとわかります。

答え.2.7g
(5)
炭と二酸化炭素の重さの比から、
発生した二酸化炭素の重さは、
2.7÷3×11=9.9 で9.9gとわかります。
ここから酸化物の総重量は、
6.8+3.0+9.9=19.7 で19.7gとわかり、
化合した酸素の重さは、
19.7−8.7=11g で11gとわかります。
答え.11g
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