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問題 (1) 先生が私たちに注意(ア なさいました。 イ いたしました。 ウ もうしました。) (2) 次の日曜日に、先生のお宅に(ア いらっしゃいます。 イ うかがいます。 ウ 行きます。) (3) 先生が熱いお茶を(ア 飲んでいます。 イ いただいています。 ウ めしあがっています。) (4) 父は私の教科書を(ア ごらんになっています。 イ 拝見しています。 ウ 読んでいます。) (5) 先生、母がこれを先生にわたしてほしいと(ア 言っていました。 イ もうしていました。 ウ おっしゃっていました。) 二 次の各文への敬語の使い方で正しいものには○、正しくないものには×をつけなさい。 (1) 父は、今、外に出かけておられます。 (2) この花は、先生がクラスのみんなにさしあげてくださいました。 (3) 私の母が先生によろしくと申しておりました。 (4) 兄が先生にお会いしたいとおっしゃっています。 出典 中学入試チャレンジ問題 文法・語句 受験研究社 ─敬語の使い方について。─ 敬語とは、相手に対して尊敬の気持ちを表す言葉で、尊敬語・謙譲語・丁寧語の三つがあり、動作の主語によって使い分けます。では、まずそれぞれの用法について説明しますね。 (1) 尊敬語…相手の動作に使います。 @「お(ご)〜になる」、「お(ご)〜なさる」という言い方で、例えば、 「お待ちになる」 「お書きになる」 「ご滞在なさる」 「ご理解なさる」 などですね。 A 「れる」「られる」のついた言い方で、 「言われる」 「こられる」 など。 B 特別な言葉で、これらは暗記しましょう。 「言う」→「おっしゃる」 「見る」→「ご覧になる」 などです。 ![]() (2) 謙譲語…自分や自分の身内などの動作に使い、自分がへりくだることにより相手への敬意を表します。 @「お〜する」の言い方で、尊敬語の@と比べてみましょう。 「お待ちする」 「お書きする」などになります。 A これにも特別な言い方があります。尊敬語のBと比べてみましょう。 「言う」→「申し上げる」 「見る」→「拝見する」 などです。 ![]() (3) 丁寧語…主語が人間以外でも、「〜です」「〜ます」「〜ございます」という言い方で表し、また「お菓子」「ご飯」など慣用的に使われている語につく「お」「ご」も丁寧語の仲間です。 では、これらを念頭に問題に取り組みましょう。 解答 (1)は主語が先生で、「先生→私」なので、答えはアになります。 (2)は主語が自分なので、「自分→先生」で謙譲語を使い、答えはイです。 (3)は主語が先生のため、尊敬語を使い答えはウですね。 (4)は主語は身内である父ですが、読んでいるのは「身内である私の本」なので、敬語を使う必要はありません。答えはウです。 (5)は主語が身内である母で、先生に対し「母(身内)→先生」という形で先生に対しての敬意を表す ために、謙譲語を使います。そこで答えはイとなります。 (1)は×です。主語が身内である父なので、謙譲語を使うべきで「出かけています(おります)。」とすべきです。 (2)も×ですね。主語が先生なので「先生→クラスのみんな」となり、「くださいました。」が適当です。 (3)は○です。 (4)はまた×。これも主語が身内の兄なので、尊敬語の「おっしゃっています。」はおかしいですね。謙譲語の「申しております」が正解です。 ![]() ![]() 以上が問題の解説と解答です。どうでしょうか? また実際にあった例ですが、 「頂き物、ありがとうございました。先日来られた時にもってきてくれたんですよね。」 という文章を見ました。 この文章の間違いはまず「頂き物」という言葉です。これは「もらったもの」の謙譲語で、贈り主が誰かからもらったものをあげたように聞こえます。次に「来られた」という尊敬語と、「持ってきてくれたんですよね」という丁寧語を混合して使うのはおかしいですね。文章の書き方の基本でもありますが、文体は統一しましょう。従ってこの場合は「先日来られたときに持ってきてくださったんですよね。」と尊敬語で統一すべきですね。 正しい敬語を使えることはとても大切なことです。それを習得することは難しい事ではありません。皆さんがんばってくださいね!
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