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個別指導コラム「室長が斬る」

テーマ 5. 5年生志望校判定模試の位置付けと結果の見かた
(SS-1西宮北口 教室長 都関 靖治)

都関 靖治大手進学塾では、5年生から志望校判定模試などと呼ばれる模試が実施されています。
各塾でその内容は、5年生の間に2回、4回と公開テストとは別に実施されるもの、公開テストの名称が変わっているだけのもの、と様々です。
公開テストとは別に志望校判定模試として実施される模試は、6年生を対象に実施される合否判定テストへとつながっていきます。その難度は、公開模試に比べてやや難しい傾向にあると思います。返却時には、事前に登録した複数の志望校についての合格可能性が記された成績資料が配布されます。公開テストとは別に志望校判定模試を実施するタイプの進学塾では、学年を現学年よりも上の学年の授業を受けることができる「飛び級」の制度を設けていることが多く、飛び級生として6年生の授業に参加している5年生のお子様の多くは、模試も6年生のものを受験されるため、5年生の模試は受験されないことが多いようです。
ある月の公開テストの名称が「志望校判定」に変わるタイプの塾でも成績表は普段とは異なり、複数の志望校を登録したうえで、その合格可能性が記された資料が返却されることには変わりありません。
さて、5年生の志望校判定模試についてのお問い合わせで多いのが、
@受験すべきか
A登録する志望校はどのように選べばよいのか
という2点です。
@については、お子様の状態によって異なるでしょう。入塾から日が浅い場合には、たとえ良い結果が出なくても「がんばりたい!」と意欲につながるようなら受験されると良いでしょうね。通塾が長いお子様でも、テスト結果を予想しての判断は必要ですね。良い結果が出た場合には、さらに意欲が上がるように、結果が出ない場合にもモチベーションを下げてしまわないように事前に心の準備をしておいてください。良い結果が慢心につながったり、低い合格可能性で気持ちが萎えてしまうようでは、受験した甲斐がありませんよね。
塾によっては、テスト結果が良ければ上位クラスやオプション授業への参加資格を得ることが出来る場合もあるので、その資格にチャレンジするための受験という位置づけも考えられます。
Aは明確に志望校をお持ちの方は、その学校はぜひ登録しておきたいですね。その他の学校は、偏差値順に目安として学校名を並べていくと良いでしょう。どれくらいの偏差値の学校なら、どの程度の合格可能性が見込めるのかを知る為です。
合格の可能性は概ね80%程度が上限です。5年生のどの時期の結果かによって差はありますが、前半期なら60%の可能性が出ていれば十分に合格の見込みはありそうです。40〜50%の可能性でも、これからの頑張り次第で挽回は可能でしょう。20%以下なら、まず信頼できる先生に相談されることをお勧めします。
いずれにせよ、5年生での成績で受験計画を決定するわけではありませんから、テスト結果は今後の学習計画を立てるための資料としてご覧になるのがよいと思います。その点では普段の公開テストと特に変わりはありませんが、お子様ごとに学校別の受験用資料が作られるので、これをモチベーションアップにつなげる工夫が出来ると良いですね。くれぐれも「こんな成績ではだめ!」といった使い方は避けてくださいね。「これが出来ると、合格に一歩近づくね。」と具体的に重点学習ポイントを伝えてあげましょう。より高いハードルを越えるための具体的な作業まで共有できるとさらに良いですね。実力アップのために何をすれば良いかは、塾の先生など、プロに相談されと良いでしょう。もちろんSS-1でも随時ご相談をお持ちしています。
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